日露戦争関係

 

 

 


凱旋門(三重郡菰野町潤田)

 国道の南側を走る旧県道に2本の石「祝凱旋」「陸海軍」と刻まれた石柱があります。

 これは日露戦争から戻った兵士を迎えるために、1905年に作られました。


 日露戦争は多くの死傷者を出したので、各地に凱旋門を作って兵士を盛大に迎えることで民衆の不満を減らそうとしました。その時に作られた凱旋門の多くは木で作られたので残っていませんが、菰野の凱旋門は地元で産出される花崗岩で作られたので今も残っています。

 敗戦後、占領軍に見つからないように住民が倒して隠し、そのまま放置されましたが、1980年に菰野町で植樹祭がおこなわれた時に、改修された道路の両側に立て直されました。